愛らしいお客さん 

すっかり春っぽくなってきたと思っていたら、今週末は、ベルギーの東側、アルデンヌ地方は最低気温がマイナス3度ぐらいまで下がって、雪の予報が出ています。ブラッセルも昨日から急に寒くなってびっくりです。

それでも、気分はお花の季節。
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少し前にパートナー氏が買ってきたチューリップの花束。沢山生けるとかなり美人さん。
あまりにも有名すぎる「ドレミ~、ドレミ~」の童謡さえなければ、どんくさいイメージはなかったとは思うのですよね。バラはシューベルト、ライラックはラフマニノフに曲をもらっていて、エレガントな感じなんですけれどね。この単純明快すぎる歌が強烈すぎて、ちょっと可哀そうなチューリップなのです・・・。
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毎年楽しみな借景!桜並木の家なので、こんな風に桜の花が見られます。何という贅沢!
(こちらの桜なので、大変濃いピンクで、なかなか散りませんが、それはそれで良いのです)

そして、桜が咲き終わる頃、庭に私の大好きな花が咲き始めます・・・。

ライラック

庭のある家に住んだら、バラとリンゴの花とライラックを植えようとずっと夢見ていた私。
今の家に移った2012年秋、庭にライラックの木があることを知って大喜びでした。
そして、今年も、つぼみをつけ始めました。。。

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来週には花が咲くはず、とウキウキと今朝、ライラックを眺めていたところ。。。

愛らしいお客さんを発見!
(上の写真の中央からやや右下の丸い鳥のエサ入れのところに白とオレンジの毛色の小動物がいます)

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Red squirrel (キタリス)(←クリックでWikiへ)が黄色い花の下に座っています。
私は、ピーターラビットのシリーズの大ファンなのですが、そのシリーズの中に「りすのナトキンのおはなし」(←クリックでイラストへ)という絵本があります。ナトキンは、このキタリスです。絵本の生まれた英国では、キタリスは絶滅危惧種で、ほとんど見ることができないそうですが、こちら大陸ヨーロッパでは比較的良く見かけます。近所でこのリスを見て以来、我が家にも来てほしくて、ずっと待っていたのですが、ようやくやって来てくれました(感動の涙)。

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一生懸命、小鳥用のエサ入れからナッツやヒマワリの種を食べています。
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なかなか食いしん坊なリスのようで、周りで小鳥たちがリスが去るのを待っていました。

実は先日、黒い飼いネコがお庭にやって来て、小鳥たちを狙っていたのです。ネコはとっても好きですけれど、我が家に小鳥がやってきてくれなくなってしまうので、可哀そうだったのですけれど、ネコを追い払いました。リスも、このネコに襲われるかもしれないので、ちょっと考えないといけません。

毎日いろんな小さなお客さんがやってくる我が家のお庭ですが、このお庭の主はボーダーコリーのお嬢さん。
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春の緑の中を駆け抜けるお嬢さんは、なかなか凛々しいのです。

どうか、お花たちがこの寒い週末を乗り切れますように・・・。

~おまけ~
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お嬢さんをぎゅ~すると、すごくイヤそうな顔をするんですよ。。。


野生動物のニュース in ドイツ 

名ピアニスト、グレン・グールドの話を書くか、動物ネタでいくか、悩んだのですが、動物ネタで。

今回のクリスマス休暇の際に、ドイツの野生動物の話になりました。
プレイエルお嬢さんのお兄ちゃん犬に会いにムンスターという町を訪れた際、その辺りには、

オオカミ

がいるという話になりまして。。。群れが6つ確認されているそうです。
確かにグリム童話にはオオカミ出てきますが、ずいぶん前にいなくなっていたそう。
一方、イノシシの暴走や(民家の庭を荒らしまくったり、街中までやってきたりと、凶暴なだけに被害も大きい)、鹿の増加等々が問題になってきているのですが、本来、それら動物を捕獲する頂点にいたはずのオオカミがいなくなったことが原因のようで、猟銃を使って一頭ずつ殺すよりかは、オオカミを増やして放した方がよいということになったのでしょう。(パートナー氏談)。まあ、もともとポーランドにはまだ生息していたと思いますし。。。
ちなみに、イノシシはこちらでは秋から冬にかけてよく料理されるものですが、フレッシュなうちに専門家がうまくさばかないと、食べれたものではないそうで、そういうことで、単純に殺して肉屋に並べれば良いというものではないのだそうです。

コレがドイツのオオカミのサイト "Willkommen Wolf ようこそオオカミ"。ドイツ語ですが、写真だけでも楽しめます。
どうも、このサイトのドイツのオオカミ分布マップを見ると、やっぱり北東部側(ポーランド側)に多いですね。
こっちは、パートナー氏出身の州のオオカミの記事。こちらも写真だけでもどうぞ。
まあ、ドイツの森を見るたびに、ヘンゼルとグレーテルを思い出す私なのですが、オオカミがいてもなんだか違和感ないんですよね。そういう感じの森なんですよ。。。

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「オオカミってなんですか?」 ペット犬のつぶやき

さて、オオカミの他に話題になったのが、この動物(←クリックで記事へ)。

タヌキ

え・・・?ですが、こちらも、ドイツ北部あたりに出現したそうです。
この記事を読むと、タヌキは東アジアの野生動物で、ロシアが毛皮をとるために輸入。その後、西へ西へと移動し、特に天敵もいないことから増加。今やドイツでも多くみられるようになったとかで、いわゆる害獣扱いです。きっと、このタヌキも、オオカミに淘汰されるべく対象なのでしょう。

ちなみに、ヨーロッパの昔話でもおなじみのクマさんですが、こちらは、ドイツに生息しておらず、アルプスの山で最近確認されているということです。夏にlakmeが旅行した先の南チロルでも、同じホテルの旅行客が、クマを3頭見たそうです。

ところで、オオカミに話を戻しますが、パートナー氏のお友達カップルが、ドイツの山の中をハイキングしていたところ、オオカミに後をつけられたそうです。基本的にオオカミは人間を襲わないとのこと。(よっぽどお腹がすいてない限り)なので、お友達は、できるだけ知らないふりをしてハイキングを続けたそうですが(内心、怖かったのは言うまでもありません)、オオカミ、一定距離をあけてついてくるのだそうです。ところが、そのカップルの前方から別のカップルが犬を連れてやってきたそうで、その犬がオオカミに気づいて吠えだした瞬間、オオカミが突然、犬にむかって猛突進!

お友達カップルの女性、後ろからやってきたオオカミがぶつかって転んだ拍子に、膝のお皿を負傷。

その後、病院へ運ばれ、怪我の理由を述べたそうですが、かなりのリアクションだったそうです。
ちなみに、膝の大けがに夢中で、犬とオオカミの争いがどうなったのかわからないとのこと。

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「その人の反射神経がにぶいんじゃない???」 首の後ろをカキカキするお嬢さん

~ おまけ ~
アルプスのハイキング、楽しみだったのに、、、行きたくなくなってきました。。。
プレイエル、襲われたらどうしよう。
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「これ、私の暖炉だよ」 まったく野性味のないお言葉

秋の味覚と。。。 

秋ですね。(南半球の人はともかく・・・。)

日本の秋の象徴、柿をマーケットで買ってきて、よく熟していたのでスプーンですくって食べました。美味しかった。
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最近は、エリンギも、普通に近所のスーパーで、シイタケやシメジなんかと並んで売っています。
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美味しいなあ・・・。日本の秋、懐かしい。

こちらの秋と言えば、ジビエの季節。狩猟系の動物のことですが、この時期にレストランのメニューにお目見えします。
最近、会社の人たちと、歓送迎会でランチに行った先で、ジビエメニューがあったので、ちょっと写真に。
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イノシシのハムの入ったサラダ。沢山のキノコが入っていました。
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野兎とフォアグラのメインディッシュ。野兎は、大きいですね。鶏肉とちょっと似ています。
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鹿肉のメインディッシュ。
ジビエと言えば、この他に、キジや、イノシシの赤ちゃんが有名でしょうか。日本のサンマが食べた~い!

動物が大好きなlakmeですが、動物を食べます。動物を愛するあまりベジタリアンになる人も沢山いますが、おそらく、そんなことはないと思います。ただ、動物の肉はできるだけ残さないようにしています。お皿にのるために殺されたので、最後まで(よっぽど不味くない限り)食べます。量が多くても、頑張ることもしばしば。。。一種の礼儀のような感覚です。毛皮は来ませんが、革製品(←死んだ動物の一部)は身に着けていますしね。動物を殺したくないのでベジタリアンになったけれど、革靴を履いているというのは、私としては、少々一貫性にかける思想だと思ってます。まあ、人によっていろいろ線引きはあるのでいいのですけれどね。

動物の死と関連して、、、。悲しい話がありました。友人の犬が3歳半で死んでしまいました。原因が自分の不注意だった故に、今でも毎日思い出しては涙ぐむと。プレイエルと同じ時期に子犬を迎えて、二人で犬自慢をし合っていただけに、ショックでした。

「小さな犬なのに、いなくなった途端、部屋が空っぽになった」

その友人は、大きな家に大家族で住んでいますが、この小さなテリアがいなくなって「ぽっかり穴」ができた家に耐えられず、最近、同犬種の兄弟犬を2頭迎えたそうです。今度は、絶対に同じ誤りはしないようにと、すごく過保護になっていると言っています。まあ、兄弟犬達とバタバタ騒いでいるうちに、きっと本来の明るくておおらかな彼女に戻るとは思いますけれど。

動物を飼っていない人や苦手な人には、ちょっとわからない感覚なんでしょうね。
人間ではない家族の一員がいるっていう感覚。。。
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私のお気に入りの写真。プレイエルと、パートナー氏と、私が普通にキッチンの空間を埋めている。。。
この写真からプレイエルを取ってしまったら、穴があいて空っぽになってしまう。。。3年半前、我が家にプレイエルがやってくる前のことなんて、もう思い出せないぐらい、すっかり我が家の一員になってしまった小さなボーダーコリー。。。

うろ覚えだけれど、どこかで読んだこの言葉を思いだすたびに、プレイエルを大切にしようと思う。
For you, your dog is one of your dogs in your life.
For your dog, you are the only one human being in his life.
あなたの一生で、あなたの犬は何匹かの犬のうちの一匹でしょう。
あなたの犬の一生で、あなたはたった一人の人間でしょう。

何らかの理由で飼い主が変わる犬もいますが、プレイエルにとって、私はたった1人の飼い主なんです。
いつか、私の生活に他の犬がやってくることがあっても。

~おまけ~
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ぎゅーするlakme。
沈黙するPleyel。

ハリネズミ 

Hedgehog(ヘッジホッグ 英語), Hérisson(エリソン フランス語), Igel(イーゲル ドイツ語)。。。ハリネズミ、、、我が家の場合、どれで言うのが適切か。。。

今朝、我が家の庭にお客さんがやってきた。小さなハリネズミ。
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テラスをトコトコと横切って、庭の隅の方へ移動中にパートナー氏が呼んでくれた。

小さくて、ハリが身体中から突き出している、まるでタワシがもそもそ移動していくようなかわいらしい動物。
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「小さいな。。。しかも、昼間にこんな所を横切るなんておかしい。体重測るから、園芸手袋と秤を持ってきて」

パートナー氏のママは馬場へ毎日通っていたそうですが、その途中、迷子のハリネズミの子供を拾ってきては、小さすぎて冬眠中、冬を乗り切れそうにない子達を地下で大事に保護して春に放してやっていたそうです。
大好きなピーターラビットのお話に出てくるティギー・ウィンクルおばさん(←クリック)以外、ハリネズミのことは何も知らないアパート育ちのlakme。言われた通りに手袋と秤と新聞を持っていくと、
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「確か、600グラムぐらいないと冬は乗り切れないから。」

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小さく丸まったこの子はたったの360グラムちょっと。パートナー氏に言われて近所の獣医さんに電話をしたものの、つながらず。困った時のGoogle頼み!!!Herisson, Belgique (フランス語:ハリネズミ、ベルギー)と入力すると、”J’ai trouvé un hérisson ! Que faire! (←クリックで飛びます)「ハリネズミを見つけた!どうしたらいいの」”というハリネズミレスキュー専門サイトが。そこで、ブラッセルから一番近い保護センターを見つけ、さっそく連絡。用事を済ませてすぐに行くことに。
サイトによると、ネコや小型犬のカリカリのエサや、水をやるのはOKのようですね。牛乳やパンはお腹をこわしてしまうのでダメだそうです。いずれにせよ、パートナー氏の言う通り、本来夜行性なので、昼間にうろうろしているハリネズミは怪我をしていたり、弱っていたりしているケースがほとんど。専門家へ問い合わせるようにと書いてあります。
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小さなハリネズミ。なんだか、ピンクの部分もあるし、目もカサカサ。段ボール箱を見つけたので、そこへ新聞紙をしいて、穴をあけて入れてあげると、車で30分ぐらい先の田舎町へ。
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L’archeという団体の事務所につくと、ゴム長靴をはいたおばちゃん登場。腕の刺青は「知巳」???みたいな漢字。おばちゃんは、小さなハリネズミの吐息を聞くと咳をしているので、肺が弱っているかも、と。それから、まったくノミもいないのもおかしいし、と、丸まった身体を調べていくと、動物にかみつかれた跡が。その上、片方の目がつぶれていました。。。でも、おばちゃんが、他にも15匹ぐらいいるハリネズミと一緒に12度前後の保護室に入れて栄養をつけて冬を越せば大丈夫。片目も見えるしね。と言うので安心。

なんだか、すごい大冒険をした気分でした。
野生の動物なので、むやみやたらに触ったり、食べ物をあげたりもできず。今回はパートナー氏のママのおかげですぐにアクション起こせてよかったです。ママは天国でパートナー氏の素早い判断にちょっと喜んでいるでしょうか?

~おまけ~
さて、今日の我が家のお嬢さんはと言いますと、私達二人が何だかワサワサとせわしなく動き回っているのを見て、大興奮。でも、全く相手にされなくてちょっとふてくされていました。
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「ハリネズミの方が好きなの・・・?」

迷子のハリネズミの赤ちゃん、助けないといけなかったんだよ。。。一緒に田舎までドライブしてお散歩したから許してよ。

庭にやってくるお客さん 

うちの小さなお庭には、お客様が毎日やって来ます。風邪をひいてぼーっと庭を眺めていたら、見入ってしまいました。
日本の人たちには馴染みがないと思いますので、お庭にやってくる鳥たちを紹介しますね。(写真は、それぞれリンク先のものを見ていただければと思います。)

マグパイ(←クリックで、英語のWikiに飛びます。以下、他の鳥も同様)
カラスぐらいの大きさで、色もはっきりあざやかな白・黒・青。とにかく声が大きくておしゃべり。まるで、派手なおばさんが近所の噂話をしているかのようにぺちゃくちゃと声たかだかに鳴くので、英語やフランス語でも「マグパイのようにお喋り」という表現があるぐらい。

ハト
鳩と言っても、Wood Pigeonと呼ばれる森に棲んでいる鳩です。色が淡色でなかなか美しいです。平和そのものという感じがします。

ブラックバード
ヨーロッパ中、どこにでもいる黒くてくちばしが黄色い鳥。大きさは、鳩とスズメの中間ぐらい。歌声が暗くなっても響き渡る歌好きな鳥。ビートルズのポール・マッカートニーもBlackbirdという歌を作曲して歌っていますね。途中、本物の鳥の声が入っていますが、その声の主です。

ロビン
いわゆる、クック・ロビン。スズメぐらいの大きさで、胸がオレンジっぽい赤の可愛らしい鳥。クリスマス・カードによく描かれています。北米のロビンは、同じ種類の仲間で、とてつもなく大きいのに驚きです。

ティット
シジュウカラの仲間。小さくて色が何とも素敵な鳥。英語がわかる人は、この名前(great tit)を気の毒に思いますよね。俗語で大きなオッパイとか、大マヌケといった意味です。
~ティットの撮影に成功した写真2枚~
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うちの庭にこんなに可愛い鳥がやってくるなんて幸せですが、lakme、鳥達を見ていると、思い出す人がいます。
かつて大手銀行の大きな営業部(総勢150名で1フロアで働いていました)にいましたが、同じ部署に東大を出た優秀な男性の先輩行員Aさんがいました。新人lakme、同じ部署の女性先輩行員さんに

Aさんって、鳥に似ていますよね」と言ったところ、女の先輩が思いっきり笑いながら、
「lakmeちゃん、Aさんの趣味を知らないで言ってるんだよね?」と。。。

なんと、Aさんは、日本野鳥の会の会員さんだったのです・・・。あ~~~、Aさんごめんなさい(汗)
でも、輪をかけるように、この話を聞いていた部署の課長さんが、

「lakme、そうなんだ。だから、Aさんは、この広い営業店のお客さんの数をものすごい速さでカウントすることができるんだ」と続けて、思いっきり盛り上がったことは言うまでもありません。
懐かしい・・・。みなさん元気なのでしょうか。本当にお世話になりました。

~ おまけ ~
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クリスマスプレゼントのウサギのぬいぐるみを下敷きにして、誰もかまってくれなくてつまらないとアピールしているプレイエル。