クリスマスの飾り 

クリスマスの飾りは、本場ヨーロッパのものがやっぱりいいですね。
日本のように、商業的に始めたクリスマスではなく、伝統的、つまりクリスチャンとしての生活に基づいたものばかりです。そういう意味でも、アメリカの飾りより、ヨーロッパの飾りの方が、地味ですが気に入っています。

この7日の日曜日は2つ目のキャンドルをともす日でしたが、私はパートナー氏とロンドンへ遊びに行っていたので、昨晩、月曜になってから火をつけました。
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ひとつ前のブログにある写真と比べてみてください・・・。
動物というか、鳥が増えちゃいました(笑)。ロンドンで買ってきたフェルトのロビン2羽。
見つけられますか?1羽は赤い胸じゃないですけれどね。

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「庭にやってくる鳥の本」のロビンのページと一緒に
本当は、この2回りほど大きいプレイエルの頭ほどある子が欲しかったんですけれどね、パートナー氏からダメのサインが出たので、実寸ぐらいのこっちに。

クリスマスの飾りは、実家ではロシア製の高さ120センチぐらいのツリーを組み立てて飾っていました。
飾りもガラス製のものばかり。モスクワ駐在時に買ったものなので、20年以上、実家で活躍してくれましたが、実家を引き払った際に廃棄処分。残念でしたけれど、老朽化も激しかったのでいくつか飾りを残して捨てました。

母が作ったクリスマスの飾りも毎年登場します。飾ったり飾らなかったりですけれど・・・。
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ハーダンガー刺繍のツリーのコースター

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ハーダンガーの天使やツリーたち。
リボンをつけて下げて飾ってみたり、カードに入れて贈ったりしていました。

母は北欧刺繍のハーダンガーが大好きでした。母の作品とハーダンガーの説明については、ココをクリックして、是非のぞいてみてください。過去のブログですけれど。
どれも昨日できあがったみたいに綺麗なのに、母はいないんですよね・・・。ちょっと涙・・・。

ロンドンから戻った翌日、プレイエルお嬢さんをピックアップ。
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我が家でくつろぎモード

実は、左前脚を思いっきり怪我して戻ってきたんです。ちょっとグロテスクなので書くこともお見せすることもしませんが、痛かったはずなのに。。。傷口を舐めもせず。どうも、遊びすぎが原因のようですが、、、まあ、お転婆すぎるのも困ったものです。

次は、クリスマスの飾りが綺麗だったロンドンの週末旅行のことを書く予定です。

ロシア語的なもの 

ドロミテ渓谷でお会いしたエミリアさん(←クリックでブログへ)からいただいたバルサミコ酢がなくなってしまいました。。。ブラッセルはEUの本部がある為、ヨーロッパ諸国からの外国人が多く、欧州各国の食材は簡単に手に入りますが、いただいたバルサミコ酢と同じようなものは、恐ろしい値段だろうなあ・・・、と。
そう言えば、日本で普通にオリーブオイルや、バルサミコ酢が食卓に出回るようになったのって、この20年ぐらいの話ですよね。若い人にとっては普通の食材でしょうが、私が大学生ぐらいの時は、一般家庭にはまだあまりなかったような。

で、思い出しましたよ・・・。バルサミコ酢を初めて我が家の夕食で使った時のこと。
兄がサラダにバルサミコ酢とオリーブオイルをかけると、

バルサミコフ、私もいただこう」

と母が一言。

「なんでロシア人なんだよ!」兄の突っ込みに苦笑する母・・・。

母は関西系ですが、これはねらったわけではありません。我が家、ロシア滞在が3年ほどありましたんで、バルサミコフの方がしっくりフィットしただけです・・・。たぶん・・・。

某外国語大学を卒業した友人が数名いるのですが、語学科ごとに、学生の性格が大きく異なるとか。何となく想像つきますよね。。。スペイン語学科の明るい感じ。ドイツ語学科のきっちりした感じ。モンゴル語学科は、当時日本語の辞書が1冊しかなくて地味とか。言語毎の個性が出ていて面白そうだなと思ったものですが、それぞれの語学科内で作られた表現もあるとかで、ロシア語学科の学生さんが使うものを教えてもらって、我が家にも流用させていただきました。

「ショックはボルショイ!」←ものすごく驚いた時に使います。

Большой(ボルショイ)=大きい、偉大な
ボルショイ・サーカスとか、ボルショイ・バレエとかで、皆様もご存知かと。このぐらいスケール大きく驚いた時に使うと効果的で、両親と若かったlakmeは大うけして使っていました。

そう言えば、たまに大きくわかり易い嘘をつく父は、母から、

「お父さん、クレムリンじゃないんだから。。。」

と言われていました。我が家では、ロシア政府の呼称、クレムリンは、「嘘つき」という意味で使われていました。現在でも、プーチン氏、なんだか怪しい・・・ですよね。

各家庭には、流行語とか、自分たちにしかわからない表現や呼び名とかあるものかと。。。我が家は、ロシア語系がちらちらあったんです。懐かしい・・・。

~ ドロミテ渓谷 番外編 ~
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ホテルの目の前で、真っ青な空に大きな白い雲がポッカリ浮かんでます。
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この山は、晴れた日の夕刻のほんの何分間か、ピンク色に染まります。
まるでバラ園のようだということで、名前も、Rosengarten ローゼンガルテン(=バラ園)と呼ばれています。
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ハイジっぽい世界。エーデルワイスも咲いていました。
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プレイエルの自慢の尻尾。Plafotsch-Alm へのハイキングにて
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プレイエルお嬢さんのポートレート Latemar Scharteへのハイキングにて
注)すましていますが、この後、家畜が逃げないように張ってある電線に触れて、「キャン~!」というこの世のものとも思えない悲鳴を上げました。農場出身の友人に聞いたところ、ショックだけで、身体の影響がない微量の電流ということ。お嬢さん、それこそ「ショックはボルショイ」だったに違いない。。。

昨日のお昼ご飯 

昨日、お昼ご飯に出かけました。ご一緒したのは、母の朗読のお友達。
以前も書きましたが、昨年駐在で赴任してきた私の同僚のお母様が、母と朗読のお友達だったのです。
何と言う偶然・・・。母のお別れにも来て下さった方が、同僚のお母様とは知らず、3年以上たっていたのでした。

懐かしい話をしながら、今も朗読のお仲間たちが、母の話をすることがあると聞きました。
みんなの人気者だった母。両肺に癌が見つかって、どうしようもない状態と知った時に、お友達に言った言葉が、

「癌が、花吹雪みたいに散っていて、もうどうにもできないんですって。」

だったとか。何もかもを明るく表現してしまわないと気が済まない性格でした。

私は母ととても仲が良くて、気づけば、母は私のありとあらゆるお友達に会ったことがありました。
近所の幼馴染、高校時代の友達、女子大時代の友達、留学時代の友達、元同僚、ベルギーの友達・・・。母が闘病中、私の親友は遠方から何度も遊びに行き、ベルギーの友達は日本帰国時に電話をしてくれたりと、私の友達からも慕われた母。楽しいエピソードも沢山ありました・・・。
友人のMちゃんがコインランドリーでお気に入りの下着を盗まれて、ショックを受け、夜、道を歩いていたら、道に「あっ!私のブラが落ちてる!」。。。なんていう夢まで見たらしい、という話をしたら(Mちゃんもユニーク)、とても気の毒がって、その後、Mちゃんに偶然に会った時に、いきなり、

「Mちゃん、下着盗まれたんですって?もし良かったら、最近使ってない私のブラジャー、どうかしら?」

なんて、本気で聞いていた母。(Mちゃんには大うけをし、その後も何度か語り草になりました)

70才で父が亡くなって、早すぎると大泣きしていたのに、自分は69才で亡くなってしまいました。
私の予定では、おじいちゃん、おばあちゃんになった父と母を連れて、ヨーロッパをゆるゆる旅行するのが夢だったのですけれど、かなわなかったですね。。。残念です。なので、日本を出て海外で生活している知り合いには、会える時に会って、沢山旅行をした方がいいですよと言っています。子供に「連れられて」旅行をするのは嬉しかったみたいです。

母が亡くなる数日前に、思い出したように言い出した犬の話。。。子供のころからずっと犬が欲しくて欲しくて、泣いて頼んでいた私に、父はいつか飼ってやると逃げていました。母はそのことを後悔していたみたいでした。

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「でも、今、うちにはこんな子がいるの。美犬でしょ?」
母に、プレイエルの頭を撫でてもらいたかったな。。。

昨日のお昼の際に、母のお友達から日本のお菓子とCDをもらいました。
CDには、2009年9月に母が朗読をした声が録音されているのだそうです。いつ聞こうかな。。。

ハーダンガー刺繍 

ある人から、亡くなった母がセミプロなみの腕前だった刺繍について質問がありましたので、ここで少しだけ披露させてもらいますね。

刺繍は、ハーダンガー刺繍というもので、ノルウェーの幾何学模様の刺繍です。(ここをクリックすると写真に飛びます)オリジナルは、ベージュや白の布地に単色の糸で作るもののようですが、アメリカあたりですと、かなりゴージャスな色使いで、ビーズ等の光物も組み合わせている物が多いそうです(母談)。うちの母は、刺し子もやっていましたので、単色で美しい幾何学模様が好きでした。自分でいろいろなパターンを複雑に組み合わせて、デザインから作成までしていました。

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母の作成したテーブルクロス。大好きな従姉が大事に使ってくれています。

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大作のピアノカバー。一部しか見えていませんが、確か、このカバーで日本手芸協会(?)の賞をいただいています。普段は、日があたると傷むので、このピアノカバーにカバーしているlakmeですが、たまに上のカバーを取ると圧巻です。いつか全部お見せします(出し惜しみ)。

ハーダンガーは、亡くなる前20年程かなり集中してやっていました。刃物に凝る人でしたので、刃物屋さんに、自分でデザインしたハーダンガー専用の鋏を作ってもらったほどでした。まだ針が刺さったままのハーダンガーの大作の他、小物類も途中のままで、いくつもの鋏と、生地や糸を残していってしまいました。母が通っていた手芸教室の先生や生徒さんを探し出して、大作の続きを作ってもらおうかと思っています。私も少し習ったのですけれど、とても無理でしょうし、ベルギーにハーダンガーの作家さんを見つけられませんでしたので。

この母については、以前のブログで病院での話が私のピアノのエピソードと一緒に読めます。美談のように聞こえますが、私からすると、失礼な!という感じもしなくありません(笑) 今でも、両親がすでにいない、日本に家がないと思うと、何とも沈んだ気持ちになりますが、我が家のお嬢さんボーダーコリーを見ると、「東京あたりでは飼えない犬だわ」と、元気印のお嬢さんと森の近くでの生活が最適と妙に納得してしまうのです。神様はこんな風に導いて下さるのか・・・、と感動するlakmeだったりします。(追記:パートナー氏、忘れてるよ!と言われそうですが、パートナー氏には、犬を飼ってくれそうな人を選んだのよ、どうもありがとう!とたびたび感謝しています(笑))

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森の中を颯爽と走るお嬢さん
「プレイエル、あのね、lakmeのママは病院で亡くなる数日前に、子供の頃からずっと犬が欲しいって言い続けたlakmeに犬を飼ってあげなかったねえって話してくれたんだよ。そのうち絶対に飼うからねって答えたんだけどね。そうしたら、プレイエルが1年もたたないうちに来たんだよ。嬉しかったなぁ」

驚きの事実 

今週の欧州ダイジェストニュースに、「スイスにヤクルト本社が進出」のような記事があり、ヤクルトが本社を建てたのかと思い、びっくりしたものですが、ヤクルトの社名は「株式会社ヤクルト本社」なんですね。衝撃の事実で、同僚に言ってみましたが、やっぱり知らなかったみたいでした。

で、びっくりついでですが、最近とってもびっくりしたことが起こりました。

lakmeの会社に今年の春先に、若い日本人駐在員君が本社からやってきました。この人が突然、

「lakmeさん、ひょっとしてlakmeさんのお母さま、アオイさん(仮名)とおっしゃって、~~~で朗読の活動していませんでしたか?」

何と、この駐在員君のお母さま、lakme母と一緒に何年間も朗読をしていて、かなり仲良しだったのです。もっと言うと、lakme母が亡くなった後、お別れのためにお友達に何人か連絡をして自宅に来てもらったのですが、その時にlakme自身がこの方に電話をしてお仲間を集めてもらったのでした。

衝撃の事実!世界は狭い!

lakme母が、いくら社交的だったとは言え、ここまで繋げてくれなくても・・・、と思うのですが、こういう人ですよ(笑)。どこまでもついてくる仲良しだったlakme母。

で、この駐在員君のお母さま、もちろん、おしゃべりlakme母から、lakmeの話をかなりインプットされていたようで・・・、悪いことはできません。(違うか・・・)

このお仲間の皆様が、遺影に手を合わせに来て下さった時、

「お嬢さんと、お互いファーストネームで呼び合ってお友達みたいって自慢してましたのよ」

とか、

「今日は、娘の友達がうちに遊びに来るから早く帰るわね、って、びっくりでした。うちの娘の友達は1人で遊びに来たりしませんもの。仲が良くて羨ましかったですよ。」

とか。。。
予想していた通りの展開で、おばさま方は大変盛り上がっていました。違うグループのおばさまからは、出張中のlakme兄とlakmeが、ロンドンで一緒に観光をしたと聞いて、自分の子供たちは仲良くないから羨ましいと言われましたっけ。。。

結論:親は、すっかり成長した子供の話でも、ものすごく盛り上がるらしい。
(孫だけではないようです)

お別れの場で、皆様に完全に盛り上がられてしまったlakmeでしたが、逆に、lakme母、お友達と一緒に旅行した先で、有料トイレをお金を払わずに関所をずるをして通り抜け、みんなでわからないように逃げたとかいう裏ネタも聞きました。はぁ。。。

lakme母は70手前でさっさと他界してしまいましたが、楽しそうな人生を歩んだようなので、良しとしています。

~ おまけ ~
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大好きなおもちゃ、オクトパスをじっと見つめるPleyelお嬢さん。
lakmeも、お嬢さんの話で盛り上がってるんだよ。