10月7日 フランクフルト旅行 

エーデルワイスから時間がたってしまいましたが、旅行とか友人の滞在が重なりまして(汗)
とにかく、久しぶりのピアノのお話です。

1月に念願のグランドを購入して、もともと持っていた思い出のピアノ(←クリックで過去の記事へ)を手放すことにしたものの、思い出がありすぎて、それほど急いで買い手さんを見つけることもなく、だらだらしていたところ、仲良しの友人の手にわたる事になりました。これで、また会いに行ける・・・。
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ラッピングされたアップライトピアノ
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エスカレーターでトラックまで下りていくところ
新しい家には、かつてバッハを弾いていたという友人と、そろそろ3歳になるお嬢さんがいるので、きっと2人とも沢山弾いてくれることでしょう。売りにだした時、弾いてもらえずに本棚にするような人だったらどうしようと不安だったんです。でも、この友人なら大丈夫。良かった。

さて、今回のタイトル、フランクフルト旅行。
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ホテルは「眺めのいい部屋」に当たりまして、プレイエルも気に入った様子。
旅行の目的は・・・、もちろん!
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lakme、すでにこのコンサートについては、熱く語っています(←クリックで過去の記事へ)。
Daniil Trifonovのリサイタルです。
前半はシューマン(子供の情景、トッカータ、Kreisleriana)、後半はロシア(ショスタコービッチのプレリュードとフーガ、ストラビンスキーのペトリューシュカ)。楽しみにしていたんですよ~~~。
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この日は、Daniil君の新しいCDの発売日でもあって、さっそくサイン目当てにコンサート会場で購入。

このコンサート、実はおまけ付でして、チェンバロ奏者の短い演奏とDaniil君のインタビューもあったのです。
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インタビューに答えるDaniil君。
Daniil君、普段は朝しか練習しないとか、コンサートの後はエネルギー使い切るのでステーキが食べたいとか、演奏を間違えることはあるとか、なんてことはないお話でしたけれど、楽しかったです。
インタビュー後は、お待ちかねのサイン会!
Lakme、ダッシュしてサインは3番目にもらいました!!!
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Daniil君には、いつブラッセルに戻ってくるのか聞いてみましたよ(笑)。
来年のツアーの中に組んであるそうです。ラブリ~。

とにかく、目がハートになっていたlakmeですが、演奏はと言いますと、シューマンは普通に感動しました。。。というか、私がシューマンを理解できていないので、あまりわからないと言いますか・・・。
でもですね!!!!!後半のロシアは素晴らしかったです。ショスタコービッチがこんな素敵な曲を書いていたなんて知りませんでした。最初に演奏したプレリュードとフーガOp 87-7(←クリックでYoutube 作曲者自身の演奏へ)は、この世のものとは思えない美しさで、生きていて良かった・・・。
そして、このコンサートに行くことを決めた理由、ストラビンスキーのペトリューシュカ(←クリックでYoutubeへ)は、想像以上の素晴らしさで圧倒されました。。。みんな息をのんで聴き入って、演奏の後は割れんばかりの拍手。ブラボー、総立ち、とにかく素晴らしかったのです。

コンサート会場のフランクフルト Alte Oper (旧オペラ座)の写真
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優雅な床は、モザイク好きのlakmeにはたまりませんでした。
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ライトや内装も昔風でとても素敵。
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外観もヨーロッパのオペラ座の王道的な感じ。

11月はヨーロッパは休暇の時期。Daniil君のツアーについてアメリカに行こうとしましたが、パートナー氏に止められました。
でも、私の追っかけは続くのですよ・・・。

~ おまけ ~
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忙しくてなかなか練習できないけれど、現在練習中の2曲。スクリャービン(←クリックでyoutubeへ)とラフマニノフ(←クリックでyoutubeへ)です。
左手で始まる曲は扱いが面倒な曲が多いと勝手に思っていますが、とりあえず両方とも難しくて倒れそうです。